老後生活~60歳で定年退職は夢物語!現代の高齢者は生涯現役で死ぬまで働く
定年という言葉を聞いてみなさんが思い浮かべる光景は、おそらくこんな感じだろう。
長年会社勤めをしてきたお父さんが60歳になった日を迎えた朝、いつものように歩いて駅に向かうお父さんの姿。
そして、退職辞令を受け取った後、退勤の会社の部下たちから花束をもらい、会社で最後の挨拶をするお父さんの姿。帰宅後、夕食で、家族から労いの言葉をもらい涙ぐむお父さんの姿。やれやれ、長いお勤めお疲れさまでした。どれもお父さんが主役のワンシーンである。今回は、「今や消えつつある60歳定年退職という言葉」について考察する。