はじめに
廃インクの吸収パッドの吸収量が限界に達しました・・・のエラーメッセージとともに、プリンターが使えなくなったことはありませんか?今回は、廃インクの交換とリセット方法を解説します。
エプソンプリンター(対象機種)
対象機種は次のとおりです。
EP
EP-301 / EP-306 / EP-4004 / EP-702A / EP-703A / EP-705A / EP-706A / EP-707A / EP-708A / EP-709A / EP-775A / EP-776A / EP-777A / EP-801A / EP-802A / EP-803A / EP-804A / EP-804F / EP-805A / EP-806A / EP-807A / EP-901A / EP-901F / EP-902A / EP-903A / EP-903F / EP-904A / EP-904F / EP-905A / EP-905F / EP-906F / EP-907F / EP-976A / EP-976A3 / EP-977A / EP-977A3 / EP-978A / EP-978A3 / EP-979A3 / EP-10VA / EP-4004 /
EW
EW-M570T / EW-M571T / EW-M660FT
PX
PX650 / PX659 / PX660 / PX700W / PX710W / PX720WD / PX730FWD / PX800FW / PX810FW / PX820WD / PX830FWD,PX-045A / PX-046A / PX-047A / PX-048A / PX-049A / PX-1001 / PX-1004 / PX-101 / PX-105 / PX-1200 / PX-1600F / PX-1700F / PX-201 / PX-203 / PX-203A / PX-204 / PX-404A / PX-405A / PX-434A / PX-435A / PX-436A / PX-437A / PX-501A / PX-502A / PX-503A / PX-504A / PX-505F / PX-535F / PX-5500 / PX-5600 / PX-5V / PX-5VII / PX-601F / PX-602F / PX-603F / PX-673F / PX-7V / PX-7VII / PX-A640 / PX-A720 / PX-A740 / PX-FA700 / PX-G5000 / PX-G5100 / PX-G5300 / PX-K100 / PX-M650 / PX-M650A / PX-M650F / PX-S05B / PX-S05W / PX-V600 / PX-V630 / PX-V780
PM
PM-3500C / PM-4000px / PM-G800 / PM-G4500 / PM-G5000 / PM-A820 / PM-A840 / PM-A840S / PM-A870 / PM-A890 / PM-A900 / PM-A940 / PM-A970 / PM-D770 / PM-D800 / PM-D870 / PM-G850 / PM-G860 / PM-G4500 / PM-G5000 / PM-T960 / PM-T990
C
CC-570L
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プリンターの廃インク交換とリセット方法
2021年2月11日、EPSON カラリオ EP-805A(2013年3月購入)から「廃インクの吸収パッドの吸収量が限界に達しました…」というエラーメッセージが出て来ました。
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廃インク交換の手順
電源ケーブルをコンセントから抜いて作業してください。電源オフ→感電防止!!
② タンク内の吸水パッドを交換する。
③ タンクをプリンターに戻す。
④ リセットする。
⑤ 電源を切り、再度電源を入れる。
手順1 廃インクタンクを外す
その1 パネルを開いて2本のネジ(赤色の〇)を外します。
その2 次にタンク側を外します。
※注意:右端(⇒の先)の奥深いネジを内部に落としてしまうと拾うのが大変です。予めドライバーの先に両面テープを貼るなどした方が良いと思います。
その3 前面カバーを外す
本体側に付いているダボに注意しながら前面カバーを外し、更に2本のネジ(赤色の〇)を外します。
その4 底部のネジを外す
プリンター底部のネジ1本(赤色の〇)を外します。
その5 廃インクタンクを外す
タンクには、ちょっとした「ダボ」が付いています。本体とタンクの隙間にマイナスドライバーなどを突っ込み軽く浮かせて(底部から)取り外します。
その6 タンク内の吸水パッドを交換する
取り外した廃インクのタンク重量は216グラムでした。
タンク内の吸水パッドを割りばしなどで取り出し交換します。インクが手指に付くとしばらく落ちずに厄介なので、使い捨てのビニール手袋やビニール袋でカバーした方が良いと思います。
吸水パッドの重量は216ー45=171グラムでした。
その7 吸水パッドを交換する
化粧品に使うコットンをギューギュー詰めにしました。50枚ほど入りました。
(コットン重量約20グラム)コットンの大きさはタンクにピッタリです。
その8 廃インクのタンクをプリンターに戻す
外した手順を元どおり戻していってください。
これでプリンター本体の作業は終わりました。写真や重量を量ったりしなければ、作業時間は10分程度で終わります。
プリンターをリセットする
廃インクタンクを交換しても、エラーメッセージは消えません。従って、次の作業が最も重要になります。それは、リセットキーを入手(購入)して、プリンターをリセットすることです。
リセットキーは、1,000円程度でアマゾンや楽天で購入できます。
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まとめ
廃インクエラーは通常メーカーに修理を出すと高額の費用がかかります。自分で廃インクタンクを取り外し、パッドを交換、その後アマゾンや楽天でリセットキーを購入し、プリンターをリセットすることで費用を約90%抑えることができます。簡単です。一度、トライしてみてはいかがでしょうか。
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