老後の楽しみ方~若いって素晴らしい!老いても頑張らないので楽しいものだ

シニアライフ
老夫婦

100歳まで生きる気がする。
誰が言ったか忘れたが、その人は90歳を目前にして亡くなった。

さて、2021年、瀬戸内寂聴さん、2022年、石原慎太郎さん、そして今年2023年には大江健三郎さんと、最近次々と世の中に大きな足跡を残してこられた方が鬼籍に入った。
瀬戸内寂聴さんに至っては100歳を目前に99歳での大往生だった。

いつまでも生きていらっしゃることが当たり前のような人たちだったので、やっぱり人間はいつか死ぬんだな〜と実感した。

長生きされている有名人の中には、歳をとってからもテレビなどで姿を見る機会が多い。
だからいつまでも生きていらっしゃるのが当たり前のように思ってしまう。

しかし、やっぱりみんな死ぬんだ。

私とは世代が違い、3人とも若い頃の印象がないのだが、いずれも色々と波瀾万丈な人生を歩んでこられたのであろう。
でもかなり高齢になってまでひどく活躍されていた感じだから、いい老後だったのではないだろうか。

3人のご冥福をお祈りしたい。

さて、私も若い頃を振り返ってみると、若いというだけで本当に素晴らしいことだと思う。
しかし、64歳になった今、私はその若いだけの特権に少しも負けていない気がする。

前述の瀬戸内寂聴さん、石原慎太郎さん、そして大江健三郎さんにしても、実に刺激的かつ影響力を与える老後を生きられた。

3人の老いてからの活躍ぶりを見ると、老いることも若さに負けないほど司馬らしいことだと感じる。

実際に若い頃と老いた今とを比べてみても、年をとった今の方がなんだかいいなと思うことがたくさんあるのだ。

なんでもできる気がしていた若い頃の自分。数々の無茶ぶりをやってきた。
今思い返すと、よくやるよ~と驚く。その時に戻ることができたら、ぶん殴ってでも阻止するよ。
ところが老後は何でもできる必要がない。

若い頃は徹夜しても疲れはすぐに取れた。
老後は徹夜なんてできない!しかも夜は疲れて眠くなる。その代わりに朝は早起きだ。

若い頃は金がない。しかし、若いのでなんとかやっていける。
老後は年金があるからなんとかなる。

若い頃は結婚して家族を持つのが夢だった。
老後は子どもが結婚して孫が生まれるって夢のようだ。

若い頃は辛いと思っても頑張って生きてきた。
老後は頑張らないから生きるのが楽しい。

若い頃は出世したいと思っていた。
年を取ると出世なんかしなくてもいいと気付いた。

若い頃は長生きしたくないと思っていた。
ところが今では長生きするかもという気がしている。

若い頃は酒で失敗した。
老後の今はノンアルコールビールを飲んでいる。

ただ、大きなイベントが一つ残っている。
それは自分が死ぬことだ。

ただ、残された家族には迷惑をかけたくない。
死んだら、きれいさっぱりとさようならだ!

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