九州百低山~長崎県多良山系の最高峰「経ケ岳」!道に迷ったら沢に下りるな
経ケ岳は、佐賀県南部の鹿島市、藤津郡太良町と長崎県大村市との境にあり、多良山系の最高峰です。山麓の黒木集落は経ヶ岳、笹ノ岳、多良岳、五家原岳に囲まれ、佐賀県側の中山集落と同じく経ヶ岳登山の起点になっています。4月下旬、大村市の黒木登山口からの『つげ尾ルート』で登りました。経ケ岳山頂で休憩し、その後、舞岳ルート経由で元の黒木登山口に戻るルートです。ただ、急峻な登山道が続き想像以上にきつい登山となりました。経ケ岳登山に関し、山頂と黒木登山口の間を単純に往復するだけならば問題ないと思います。しかし、舞岳経由のルートで下山しようとすると、舞岳を過ぎた付近から標識が少なくなり、初心者は道に迷うケースが多いようです。もしあなたが道に迷ったときには「沢に下りるな!尾根に出ろ!」の鉄則を思い出してください。今回、山中で道に迷った際の対処法を含めて経ケ岳登山を紹介します。