はじめに
外国に小さな荷物を送る方法として、EMS国際スピード郵便という便利な手段があります。以前から私は海外に住む友人や知人に荷物を送るときにはEMSを利用していました。一時期は安く送ろうと思い小型包装物で送ったこともありましたが、未着でも、追跡できないので、より安心できるEMSを使うようになりました。
さて、今回、コロナ後初めてEMSを利用して、日本からアメリカに荷物を送ろうとしたところ、EMS料金の大幅な値上げと紙の送り状が使えない等、国際郵便の状況が大きく変わっていて少々驚きました。本ブログでは、2023年8月末現在の国際郵便の実情と日本からアメリカへの荷物の送り方を説明します。皆さんの参考になれば幸いです。
国際郵便の実情
2023年8月末現在、日本からアメリカへの荷物の郵送については、とても限定的になっています。航空便の利用が可能なのは通常郵便物(封書)だけで、荷物に関しては、船便、又は送料が高いEMSだけになっています。
アメリカを含め世界各国への国際郵便の最新情報は次のサイト→国際郵便 | 日本郵便株式会社 (japanpost.jp) で確認してください。
日本からアメリカへの荷物の配送は、EMS国際スピード郵便と船便のみが利用できます。
SALエコノミー航空便(安いが配達まで日数が倍ほどかかる航空便)や航空小型包装物の取り扱いは停止中です。
配送荷物ごとの詳しい配送方法についての詳細は次のサイト→https://www.post.japanpost.jp/int/index.html で確認してください。
日本からアメリカへの国際郵便の新たな注意点
日本からアメリカ宛に国際郵便を送る場合、宛名など手書き記入の送り状は郵便局が受け付けません。
アメリカでは、「STOP Act」という法律が施行されて以降、厳しくなり日本郵政のページ→国際郵便マイページサービス | 日本郵便株式会社 (japanpost.jp) から、従来、紙の送り状に書いていた内容をデータ送信することになっています。
STOP Actとは
テロ対策のほか、違法薬物等の物品の不正輸入を取り締まるため、米国郵政庁(USPS)が米国に輸入される国際郵便物に対し、通関に関する情報を事前に米国税関に送信することを義務付けた米国内法です。2018年に成立した同法によって、日本からアメリカに荷物を送る手続きが大きく変更されているので、必ず事前にチェックしておく必要があります。
安く送る方法~ネットショップ利用
日本からアメリカへの国際郵便で荷物を送る際に、一番の問題となっているのは料金が高いことです。高い配送料金の選択肢しかない中で、できるだけ安く送る方法として、直接ネットショップに配送を依頼するやり方があります。
①amazon
Amazonのサイトで買い物をして海外配送して貰えます。海外配送 – Amazonカスタマーサービス
海外への配送料
海外への配送時間
その他
②楽天
FedExを利用する海外配送サービスがあります。
楽天グローバルエクスプレス→【楽天グローバルエクスプレス】楽天公式の海外配送代行(転送)サービス (rakuten.co.jp)
その他の方法~国際宅急便
日本からアメリカへ荷物を送る方法は、郵便局の船便や航空便、EMS以外にも選択肢があります。料金は高めですが、FedEx、ヤマトの国際宅急便なども利用できます。
いずれも専用機と独自のデリバリーネットワークを保有している民間の海外運送サービスですので、減便されている時でも配送日数も最短で早く到着します。
ヤマトの国際宅急便→国際宅急便 | ヤマト運輸 (kuronekoyamato.co.jp)
FedEx→海外配送&運送会社| FedEx日本
国際宅急便は早くて信頼できる送り方ですが、料金が高いことと、郵便局以上に厳しい書類チェックがありますので、事前にアメリカの規制の他、梱包品の中身をしっかりとチェックしてから発送する必要があります。
まとめ
今回、EMS国際スピード郵便を使って、日本からアメリカ宛に800グラム程度の小荷物を送りました。その領収書は下の写真のとおりですが、4,740円と高額な料金に少々驚きました。ただ、下の写真のとおり、9月4日に投函したEMSが、5日後の9月9日午前中に配達されていました。やはり、EMSは料金は高めですが、安心確実ですね。
amazonなどのネットショップを使って配送するか、自分で専用袋を調達してEMSで送るか、どちらで送るかは人ぞれぞれの好みということでしょう。今回のブログが皆さんの参考になれば幸いです。
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