定年後の生活~人生100年時代!定年後も意外に忙しく働いている人が多い

シニアライフ
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ある海外の研究では、2007年に日本で生まれた子どもの半数が107歳より長く生きると推計されているとのこと。

なんと本当か?
今の高校生は、あと90年以上生きなきゃならない!

嬉しい反面、どうする高校生だ~。
今回は、「人生100年時代~寿命が延び有り余る時間」について考察する。

実は、意外と老後は忙しく、時間が有り余っている人は少ない。
いつも私はこのブログで老後は暇だからやりたいことをやるように言い続けているが、実際には殆どの老人は何らかの仕事をしていてとても忙しい。

老人に余った時間などないのだ。

政府の統計(2021年)は次のとおり。
男性で60~64歳の年齢の方の就業率が82.7%。
65~69歳でも60.4%だから、男性では概ね2人に1人は仕事をしているということになる。

一方、女性は60~64歳の年齢の方の就業率が60.6%。
65~69歳では40.9%なので、女性でも5人に2人は仕事をしているということになる。

さらに、70~74歳の就業率は、男性で41.1%、女性でも25.1%となっている。
なんと何歳まで働けばいいのかと悲観的に思う反面。健康な老人が多くなったということとだろうとも考える。

働けるうちは働く。完全リタイアという高齢者は確実に少なくなっているようだ。

昭和の時代であれば、60歳を過ぎたら盆栽でも育てて、縁側で詰碁や詰将棋でもして一服するなんて光景は、今や昔の話になってしまったようだ。

政府による「体力・運動能力調査」でも、今の75歳の体力は、30年前の60代前半に相当するレベルと考えられるとのこと。そうであれば高齢者と言えど先は長いのだから自ずと生産年齢者として働くべきだろうと思う。

最近は働き方改革により働くスタイルは柔軟になっているので、自分にとって無理のない時間帯や曜日などそれぞれのライフスタイルにあわせた働き方が選択できる。

そして仕事の合間に自分の趣味や余暇の時間を作っていく。
要するに自らの行動をスケジュール化するということだ。

老後生活が一昔前のように毎日が日曜日ではなくなったものの、元気な老人にとって、毎日が日曜日だと飽きてしまう。

老後に子どもの頃の夏休みのような日々が延々と続くのは耐えられない。
実際に事業に成功して早期リタイアした高齢者も、仕事に戻る人たちが多いという。

休みはたまにあるから楽しいのだ。
毎日が休みなら有難味が無くなる。

さて、元の職場の同僚と久しぶりに会うと、健康のために何かしているのかとよく聞かれる。私はその都度、ブログを運営しているので是非一度見てほしい、とサイト名(トト日記@定年オヤジのハッピーライフ)を紹介している。

そのブログには、私の活動日記として、山登りや旅行、そしてジム通いなどなど書き綴っているので、私が日頃から何をしているのかわかる。

今はジム通いで体力づくり専念している。その他の活動は止めている。暖かくなってきたら山登りや旅行を再開しようかと思っているところだ。

一方、ジム通いは昨年9月から週2回のペースで筋トレと軽めの有酸素運動を継続している。

私が通うジムは老人がとても多い。なぜならば、温泉サウナ、ジャグジーなどが整備されているからだろう。実際に、運動せずに風呂だけ入って帰る人もいるくらいだ。

また、顔なじみの人と会っておしゃべりしている人も多い。ストレッチフロアで1時間近く話し込んでいるご婦人のグループを時折見かける。中には、黙々とストレッチを続け、常連さん同士でひとしきりおしゃべりして、温泉サウナに入って疲れを取る。最高~!

鶴は千年亀は萬年という。いくら長生きでも実際に千年も萬年も生きる生き物はいない。
長寿で、めでたいことのたとえだ。

亀は歩くのがのろい。
しかし、亀は歩くのはのろいが、泳ぎは上手い。広い太平洋を横断するほどだ。

ライオンは狩りをする以外は寝ている。
獅子の子落としという故事を知っているだろうか。
わが子に厳しい試練を与え、その器量を試すことで一人前に育てることができるというたとえだ。

野生の厳しい環境の中で、ライオンは数々の試練を乗り越えて一人前になっていく。

人間は亀やライオンの様に野生の中では生きていけないだろう。人間がその様な過酷な環境にさらされると、とてもストレスを感じるに違いない。

ところで、日本人の死因の1位はガンだ。
ガンはストレスが大きな要因とされているので、日常生活でストレスを溜めないようにした方が良いということになる。ガンを罹患すると長生きはほぼできない。

ちなみに近年、研究が進んで、人生100年どころか超長寿医学の基準はなんと110歳となっている。
そうなると今の年金では足りない。長寿による介護費や医療費などを考えると、少なくとも90歳くらいまで働く必要が出てくるかもしれない。

無理~!

もしかして、110歳どころか、老化自体の仕組みも完全に解明されて、未来においては死ぬことも選択する時代になっているかもしれない。

やめてくれ~!
人生は一度きりで、大いに楽しみたいのはやまやまだが・・・。
超長寿社会、あなたはどう思う。

テレビのお天気コーナーでは、今日2023年3月22日は全国的に気温が高く、特に明日23日は25℃近くまで上がり5月並みの暖かさの所もあるとのこと。

ブログ(トト日記@定年オヤジのハッピーライフ)の記事がシニアライフで溢れてきた。
そろそろ、山登りや旅の紀行文を再開したいと思っている。乞うご期待!

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