はじめに
クレジット機能付きのANA家族カード(以下、「ANA家族カード」という。)を解約しました。
ANA家族カードでマイレージサービスを利用されている人は多いのではないでしょうか。
そのような人が、ANA家族カードを解約することになった場合、解約するカードに残っているマイルは?、ファミリーマイルや特典利用者登録は? 等々の心配が多々あるかと思います。
結論ですが、マイルは残せますが、ファミリーマイルは継続できません。ANA家族カードを解約後は、その人はデジタルカードかマイレージクラブカードのどちらかを選択してANAマイレージ会員として継続できます。ただし、お客様番号はANA家族カードのときとは違った番号になります。その番号とこれまで使っていたパスワードを使いANA・HPでログインできます。
お客様番号
ANAカードには、カードごとにANAお客様番号が刻印されています。ANA家族カードにも、本人会員と同じようにカード前面には名前とその家族カードのお客様番号が刻印されています。本会員と家族会員ごとにお客様番号が付与され、それぞれマイル口座ができます。ANA家族カード解約と同時にそのお客様番号は無効になります。
ファミリーマイル
ANAカードファミリーマイルは、家族がそれぞれ貯めたマイルを、特典に交換する際に、 必要なマイル数を合算してご利用いただけるANAカード*会員限定のサービスです。
- ANAカードとはカード券面に「ANACARD」と記載されているクレジット機能付きカードを指します。
ANAマイレージサービスには、ご家族間のマイルを合算して利用することができる『ANAカードファミリーマイル』という制度があります。
ファミリーマイル登録資格・条件
このファミリーマイルの登録条件は、生計を同一にする同居のご家族で一親等以内です。
登録人数は、全員で10名です。
ファミリマイルのメンバーはANAカード及びANA家族カード保有者のみ(18歳未満はANAマイレージクラブ会員)です。
ANAカード及びANA家族カードとはクレジット機能付きのカードで、デジタルカードやマイレージクラブカードではファミリーマイルに登録できません。
また、楽天ANAカードやYAMADA ANAカードなど提携会社カードも対象ではありません。
家族カード解約のステップ
解約カードの残マイルの確認
解約家族カードのお客様番号として、残マイルがいくらなのか、有効期限はいつなのかを最初に確認します。
Vpass(ネット)又は電話で解約
お客様都合の場合の退会手数料の5,000マイルは不要です。お客様都合とは登録したお客様番号を所有したまま退会する場合です。ファミリーマイルは最大10名ですので、登録者を入れ替えするときが該当します。
今回は、ANA家族カード解約によるファミリーマイル退会ですので、自動退会扱いとなり退会手数料は不要です。
世界遺産の旅
まとめ
ANA家族カードを解約した場合、マイレージセンターに電話して、マイレージクラブカード又はデジタル会員証か、どちらかを選択します。
カードは持ち歩くのが面倒なので、デジタル会員での継続がおすすめです。一方、ファミリーマイル登録するためにはANA家族カード(クレジット機能付き)が必要です。ANA家族カードは会費1,100円です。他の会社の年会費無料のクレジットカードと比べ、あまりお得なカードではありません。ただし、手っ取り早くマイルを貯めたい人にとっては家族全員のマイルを合算できるのは魅力的なのではないでしょうか。
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