Wi-Fiの不具合～無線LANルーターが突然途切れる原因と解決法を解説

はじめに
主な原因
対処方法
1. （１）⓵～⓷について
  1. ⓵電波が届くようにする
  2. ⓶⓷距離を置く、又は設置場所を移す
2. （２）⓸について
  1. ⓵アップデート
  2. ⓶チャンネル変更
まとめ

はじめに

自宅の無線LANが突然途切れるなんてことはありませんか。無線が途切れる原因は様々ですが、今回は主な原因を挙げ、それぞれの解決法を解説します。なお、無線LANには、様々な規格があります。新規格は定期的に現れ、より早い通信速度に対応していきますが、その周期は2年～6年と言われています。古いルーターは、新しい通信規格に対応できません。ただ、最新の性能にこだわりがないのであれば、この点はそれほど気にする必要はありません。しかし、より快適なインターネット通信を求めるのでしたら、新規格に対応したルーターの購入を検討した方がよいでしょう。
無線ルーター

主な原因

⓵利用環境

利用環境や建物の構造などの利用環境により大きく異なるものの、無線ルーターと端末の距離が離れていると電波は届きにくくなります。

⓶電波干渉

Wi-Fiルーターが使用する2.4GHz帯の周波数は、電子レンジやコードレス電話などにも利用されるため、電波同士が干渉して通信に影響を与える場合があります。

⓷設置場所

〇電波は水に吸収されやすいという特性があるため、水槽や水が入ったものそばに置くと、電波が弱くなります。
〇棚の中やTV 台の中など、無線ルーターを見えない場所に設置すると、電波が遮られて電波が届きにくくなります。
〇壁の近くに設置すると、壁で電波が遮られて電波が届きにくくなります。

⓸無線ルーター本体の問題

〇無線ルーターなどの機器のバージョンが最新になっておらず、不具合が起きている場合があります。
〇電波を発する機器は「チャンネル」と呼ばれる周波数の幅で電波を発信しています。近所で自分が利用している周波数付近で同じ、または近いチャンネルが使われていると、電波が混雑して、途切れるなど不安定な状態になることがあります。