はじめに
一度は訪れてみたいアメリカの絶景スポット、モニュメントバレー!
モニュメントバレーは、その独特な岩石の塔や風景が描く壮大なパノラマで知られ、映画やドラマの撮影にも使われる魅力的な場所です。
今回は、モニュメントバレーがどのように形成され、どのような特徴を持つのか、実際のモニュメントバレーはどんな場所だったのか、などについて解説します。
モニュメントバレーとは
モニュメントバレーは、アメリカのアリゾナ州とユタ州にまたがる砂漠地域で、壮大な景観が魅力です。
その独特な岩や砂の塔が、まるで巨大なモニュメント(記念碑)のようにそびえ立っており、この名前がつけられました。
このエリアは、アメリカ先住民のナバホ族の聖地であり、
彼らの文化や歴史が息づいています。
また、映画やドラマの撮影にも頻繁に使われることから、みなさんも一度は目にしたことがあるかもしれません。
モニュメントバレーの歴史
この地域は約5億年前に海底だったとされていますが、時間の経過とともに地盤の上昇と海水の後退により現在のような乾燥地帯となりました。
その後数百万年にわたる風雨の侵食と沈積作用により、
現在のような形状の岩石(ビュート、メサ、スピア)が形成されました。
モニュメントバレーの特徴的な風景は、
「三姉妹(Three Sisters)」、
「東と西のミトン(East and West Mittens)」、
「トーテムポール(Totem Pole)」などといった特徴的な岩石構造で構成されています。
また、モニュメントバレーは非常に乾燥していて、
年間降水量はほとんどなく、その大部分は夏の雷雨によるものです。
気温は夏には40度を超え、冬には氷点下まで下がることがあります。
しかし、その厳しい環境にも関わらず、様々な植物や動物が生息しています。
撮影スポット
上の写真の撮影スポットは、モニュメントバレー部族公園ビジターセンターの敷地内にあります。
上の写真の左から、メリックビュートン、イーストミトン、ウェストミトンと呼ばれています。撮影スポットから一望できます。
赤土色が広がり、そびえたつ巨大な3つの岩石!大迫力!
空も広い
絶景を前に、家族みんなはしゃいでしまった。
時間が許す限り写真を撮り続けていたところ、日没、辺りは暗闇に包まれてしまいます。
2003年の詩
雷鳴と共に
夕闇が迫るモニュメントバレーに
私たちは訪れた、家族で
赤く燃える岩肌、巨大な影が揺れ
風に吹かれる感覚が息を呑む
雷鳴が遠くで轟く
大地が揺れ動きを見せる
眼下に広がる黄金色の地平線
そこには神秘と恐怖が交差する
美しい風景を前にはしゃぎまわる
夜が急に来て、闇が私たちを包む
雷の光が空を照らし
不安が胸を掠める
私たちは静かになり、無言のまま
車に乗り込み、身体を寄せ合う
神秘的な形が影となって
私たちを包み込んでいる
車はゆっくりと動き出し
一つ一つの岩が話す
地球の息吹を感じた瞬間
自然の威力に圧倒される
暗闇の中を車はひた走る
雷鳴の音と光が私たちの胸を打つ
モニュメントバレー、神秘と恐怖の場所
私たちはその一部となった
戌年 1958年生まれ
66歳 定年オヤジ
次のランキングに参加しています。クリックしていただければ大変うれしいです。
にほんブログ村
コメント