長生きできない3つの習慣
世の中には健康に良いとされる食品がたくさんある。
テレビを見ていると、1時間のうちに10回くらいは放映されるであろう健康食品のCM・・・〇〇食品とか。
老化現象と諦めていた老人にとっての救世主?膝が痛いと言っていた女性が、ある健康食品を飲むと突然、走る様に歩き始める。不自然なんだけどなあ。本当に効くのか?
健康食品だけではなく、健康器具・・・装着するだけで鍛えられるかのように聞こえる器具。それに健康スリッパに健康茶、健康枕などなど。
おかげで?日本人の寿命は世界一。
しかし、日本人には短命に繋がりかねない悪い習慣があるとのこと。
その習慣とは。次の3つだ。
悪い習慣の3位~運動不足
想い当たる人も多いだろう。
コロナ禍のせいもあるが運動しない人が増えているように感じる。フィットネスクラブもあの手この手で勧誘している。
私もその勧誘に乗った一人だ。私の場合、現役時代にはフィットネスクラブにほぼ毎日通っていた。その頃は、体重も抑えられ体調も良かった。
しかし、コロナ禍になって、突然フィットネスクラブを退会した。すると、1年経過したころから、体重は増え、体力は衰えた。
コロナとの共存の世の中になると、フィットネスクラブも格安の特典で会員募集を始め、私はそれに飛びつき、以後週2回のジム通いを続けている。今は体重も減り、元の体力を取り戻しつつある。
なお、運動をすることによって死亡率は50%も減らせるそうだ。すごいことだ。
逆に運動不足の人は、健康な人よりも2倍の病気のリスクがあるらしい。
さらに、米国の国立ガン研究所の研究によると、1日10分の早歩きで寿命が伸びることが分かったとのこと。歩くだけであれば、だれにでもできそうだ。
私も毎日の通勤を車通勤から電車通勤に替えた。自宅~駅~職場の往復で毎日7千歩ほど歩いている。
平日は毎日だ。しかもジムでもランニングマシンでの30分の有酸素運動は欠かせない。しかも結構な速さで・・・
これを続けていると寿命が伸びるかも。
悪い習慣の第2位~孤独
難しい問題だ。
老人の孤独は今に始まったことではない。
老後は、人との交流は少なくなる。それが老後の現実だ。
しかし孤独かそうではないかは一見長生きには何の関係もないようにも思えるが、実はたいへん関係があるのだそうだ。
これも米国での研究だが、社会と繋がりがない人は社会と繋がってい生活している人と比べて、死ぬ確率が約2倍に増えるらしい。
日本は少子高齢化がどんどん進んでいく。
さらに婚姻率が低下し、離婚率が上昇しているから、老後におひとり様という人も当然増えるわけだ。
ところで、社会と繋がるという意味がよくわからないが、そうすれば社会と繋がることになるのか?
私は老人で一人で山に登るが孤独を感じたことがない。むしろ、自分の好きなように時間を使えるので、単独登山は悪い習慣とは思っていない。
今のところ、働いているので社会と繋がりがないとは思ってないが、人と繋がるのは面倒なことも多いので積極的に社会との繋がりも求めていない。今のままで十分いいと思っている。
悪い習慣の第1位~睡眠不足
1位は睡眠不足だそうだ。
私は以前、睡眠が浅かった。しかし、枕を買い換えて、安眠できるようになった。
今は死んだのかな?と思うくらいに毎晩、熟睡している。
毎日、9時過ぎには寝て、朝は5時くらいに起きる。平均睡眠時間はおそらく8時間くらいだろう。
ある専門家によると、睡眠時間が6時間未満の人は正常な人と比較すると、癌が6倍、脳卒中が4倍、心筋梗塞が3倍も罹患するリスクが跳ね上がるのだそうだ。
老後の寿命に繋がることはこれだけではない。
実は日本人が長生きになった原因として、食生活の欧米化が寄与しているという研究結果もあるとのこと。
特に乳製品や肉食が進んだことで脳血管の障害が減少し、それで脳卒中などの死因が減ったと言われている。
私は食生活の欧米化は逆のイメージにとらえていた。昔の日本人の食事は米中心で、たんぱく質は肉以外の魚介類や大豆などで摂取していた。
実際、昔の日本人は脳血管障害で亡くなる人が多く、それは動物性の食品の摂取量が少なかったことに因るものと考えられているそうだ。
ちなみにベジタリアンは心臓病になるリスクは低いが脳卒中にはなり易いと言われている。
野菜ばかり食べていても短命に終わってしまうということだ。
そこでひとつの疑問が浮かぶ。
じゃあ私はいったい長生きできるのか、それとも短命に終わるのか?
という素朴な疑問だ。
私の場合、ジムに通っており適度な運動をしている。
しかも今は働いており、孤独は感じていない。
睡眠不足でもない。
しかし肉も食べるが野菜もよく食べる。
ジム通いで運動しているし、よく眠れ、しかも孤独でもない。食事のバランスもいい。
ただ、身体はやや肥満だ。しかし肥満は病気のリスクを高めると言われているが、実はぽっちゃり型の人が一番長生きしているという研究結果もある。
さて私は長生きなのか短命なのだろうか。
一方、悪い3つ習慣以外にも不運、不可抗力の事故、メンタル崩壊など、短命に繋がりやすい要因が降りかかってきたら・・・。避けようのないことだってあるだろう。
結局、いつまで生きられるのかなんて考えるだけ無駄。神のみぞ知るだ。
私は、若いころ「男は早死にの家系だ。50代で死ぬ」と周囲によく話していた。
しかしこうやって64歳を過ぎて自分の人生を振り返ってみると、それなりに長生きできており短命ではなかった。
日本人男性の平均寿命を考えると、もっと先は長いと言う人がいるだろうが、私は64歳の今でも十分長生きした気がしている。
そもそも自分がいつまで生きられるのかなんて分かるわけない。
しかも自分の都合の良い時にも死ねない。
全て天命、この世こそパラダイスだ。
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