定年後も稼ぐ~老後生活の不安はお金!心配し過ぎるより稼ぐ力を身に付ける

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はじめに

最近、このブログの読者が徐々に増えてきた。
シニア層向けの記事を増やしたからか?老後の不安を煽っているわけではないが、老後生活の記事が割と人気があるようだ。

みなさんきっと老後生活のことが心配なんだろう。今回は、老後生活の不安~お金を心配し過ぎるより稼ぐ力を身に付ける」について考察する。

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不安はなくなる

私は、若いころから老後のことなど全く考えずに生きてきたので、いざ定年退職となった時になってようやく、これからどうやって生きていくの・・・と不安になった。

定年後に、久しぶりに福岡市内に私用で行ったが、ついでに学生時代に住んでいた西新界隈をぶらりと歩いてみた。40数年前に住んでいた町なので、記憶は薄れているが、今も変わらず校舎は建っているし、(当たり前だが)歩いている人も学生風の男女が多かった。

その当時、私は将来のことなど何も考えずに毎日を過ごしていた。遠い昔のことだが、楽しいこともそうでないこともあったと思うが、当時の記憶はかなりぼやけている。

おそらく若いゆえに悩みを抱えもがき苦しんだ心の痛みも、当時抱いたはずの喪失感も絶望感も、年齢を重ねたことで記憶回路が弱りはて、そのおかげかネガティブな感情はうっすらとしか残っていないのだろう。どちらかというと楽しい思い出が多く記憶に残っている。

死が近い老人に対して、神様が苦痛の元となる記憶を消し去ってくれたのか?そして幸福な気持ちで天国に送ってあげようという神様の素敵な配慮なのかもしれない。

そして、不思議なことだが若いころに感じていた将来への不安感は、老人になったことであまり感じなくなった。
だから若い人たちも心配することはない。

みんな平等に年は取るし、どんなに頑張ったって平等にシミとシワだらけになる!遺伝子次第ではハゲる。
みんな見た目の若さはなくなるが不安も徐々になくなる。

さらに、老後は時間だけはたっぷりあるので、今までできなかったことを全部やればよい。
しかし、どうする家康じゃないが、お金はどうするの?

お金を心配し過ぎない

数年前に金融庁が年金以外に2000万持ってないと老後生活はできないと言ったものだから、年寄りに限らず、その手前の中年から若い人たちまで心配しているじゃないか。
まさに老後をすごしている老人たちにとっては他人事では済まされない。

なんせ60歳の平均貯蓄額は2200万円だが、中央値は810万だ。つまり大半の老人には2000万なんて貯金はないのだ。
じゃあ老後生活はどうなる?

結論~貰える年金の金額の範囲で生活するしかない。

現役時代に年収2,000万円くらいの世帯でも家賃が高額なタワマンに住み、いい車に乗って派手な生活を送っていると貯金にお金がまわせない。

人の欲望は限りなく、無計画に散財しているとお金はいくらあっても足りないのである。
さすがにそれ以上の高給取りの生活を参考にしてもしょうがない。

さて、いくら稼いでも足りないのであれば、今の収入で足りる生活ができるようになるだけのことである。
そのため、どうしても年金で足りない分については、働いて稼ぐ術を若い頃から身につけておくのが肝要である。

実入りの良い仕事がなかなかないとは言え、プライドを捨て選ばなければけっこうあるもんだ。
近くのスーパーだって、クリーニング屋だって、介護施設だって、いつもパート募集の張り紙が貼ってある。

賄いがついてる求人だったら食費も節約できる!

みんなわざわざインディードやマイナビみたいな、競争相手が大勢いるところで仕事を探してるからダメなのだ。
自宅から歩いて通える地域をちゃんと徘徊してみよう!

ハローワークに行かなくてもそこかしこに求人情報が貼ってあるから。
歳はとってもなんでもできる!

ちなみにお金を稼ぐ方法としておすすめは、年金をもらいながらフリーランスで働くことだ。
60歳を過ぎて会社に再就職したりするとさらに年金を払う立場が続いてしまう。

さらに、老齢厚生年金を貰える年齢になり、厚生年金適用の事業所で働くと給与次第では年金の全部または一部が支給停止となってしまう。しかし、フリーランスであれば、当然、厚生年金ではないので、いくら稼いでも老齢厚生年金は1円も支給停止にならない。年金を満額貰いながら働いて稼いだお金も手元に入るのだ。

だから、できるだけ若いうちから独り立ちできるスキルを磨いておくこと。
これは絶対に若いころから考えておかなければならない。

まとめ~稼ぐ力を身に付ける

私は、65歳の定年後にはフリーランスで働こうと思っている。
定年まで仕事を続けたサラリーマンのスキルはバカにできない。

自分では気づいていないかもしれないが、必ずそのスキルにお金を出す人たちがいる。
私も、フリーランスとして働いてお金を稼ぐことができるのか不安はある。

しかし、カーネル・サンダースがケンタッキーフライドチキン(KFC)を正式に立ち上げたのは65歳のときだった。普通ならば引退してもおかしくない年齢だ。しかもそのときカーネルは、事業を整理して借金を返済したため無一文でもあった。

店頭で見かけるカーネル立像の朗らかな風貌からは想像できないほど、様々な逆境を乗り越えて、KFCを世界的な企業にしたのだから、マジすごい!。

浮世絵の葛飾北斎も70歳を超えて連作「冨嶽三十六景」を完成させた。北斎は、その後も情熱的に絵を描き続けて、90歳で亡くなった。

何かを始めるのにも極めるのにももう遅いということはきっとない。
60代はまだまだ若い。60代こそ新しい挑戦ができる最後のチャンスだ!
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