童謡「夏は来ぬ」~この歌を聞くたびに家族と過ごした懐かしい記憶を思い出す

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はじめに

夏は、夏休みやお盆の帰省などで大人も子供も家族と過ごす機会が増える季節。家族の恒例イベントがあるという人もいるだろう。我が家の夏の恒例行事と言えば、家族旅行だった。子どもが成長するにつれ、その行事も消滅してしまったが・・・。国内では、黒部ダムや京都など、海外では北米旅行など。楽しかったな~。子どもが成長し夫婦2人となった今、私は童謡「夏は来ぬ」を聞くたびに家族と過ごした古い記憶を思い出す。

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夏は来ぬ

夏は来ぬ(なつはきぬ)は、佐佐木信綱作詞、小山作之助作曲の日本の唱歌で、卯の花(ウツギの花)、ホトトギス、五月雨、田植えの早乙女、橘、蛍、楝(おうち)、水鶏(くいな)といった初夏を彩る風物を歌い込んでいる。

「夏は来ぬ」は文語で、「来」(き)はカ行変格活用動詞「来」(く)の連用形、「ぬ」は完了の助動詞「ぬ」の終止形で、全体では「夏が来た」という意味。
ちなみに北陸新幹線の上越妙高駅で発車メロディとして使用されている。

「夏は来ぬ」の歌詞(ひらがな)

リゾート

うのはなの におうかきねに
ほととぎす はやもきなきて
しのびねもらす なつはきぬ

さみだれの そそぐやまだに
さおとめが もすそぬらして
たまなえううる なつはきぬ

たちばなの かおるのきばの
まどちかく ほたるとびかい
おこたりいさむる なつはきぬ

おうちちる かわべのやどの
かどとおく くいなこえして
ゆうづきすずしき なつはきぬ

さつきやみ ほたるとびかい
くいななき うのはなさきて
さなえうわたす なつはきぬ

「夏は来ぬ」の歌詞(漢字)

卯の花の 匂う垣根に
時鳥(ほととぎす) 早も来鳴きて
忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ

さみだれの そそぐ山田に
早乙女が(※原曲は「賤の女(しずのめ)が」) 裳裾(もすそ)ぬらして
玉苗(たまなえ)植うる 夏は来ぬ

橘の 薫るのきばの
窓近く 蛍飛びかい
おこたり諌むる 夏は来ぬ

楝(おうち)ちる 川べの宿の
門(かど)遠く 水鶏(くいな)声して
夕月すずしき 夏は来ぬ

五月(さつき)やみ 蛍飛びかい
水鶏(くいな)鳴き 卯の花咲きて
早苗植えわたす 夏は来ぬ

いかがでしょうか。
この歌は全部で5番まであり、今では使われない言葉で当時の初夏の様子が描かれている。

まず、タイトルの「夏は来ぬ」という言葉は「夏が来た」という意味。
今では夏が来たことを「夏は来ぬ」と書いたりはしない。

歌詞もすべて見てみると、2番は田植えの様子4番は夕ぐれの様子など季節だけではなく時間の様子がわかる歌詞もある。

そんな歌詞を読みながら、この歌詞は一体いつ頃を表しているのかを歌詞を読みながら感じるのもいい。

また、このほかに歌詞の中に関するものの写真を提示しながら回想を行うのもいいのではないか。

例えば1番の歌詞の中に「卯の花」が出てくるが、「卯の花」というのは初夏の時期に咲く白いウツギの花のことを言う。

花の話題は女性にとても人気があるので、奥さんとの会話にはおすすめだ。夫婦円満のためにも試してみては・・・。

夏休み 家族の記憶 思い出す

モニュメントバレー

夏になると近場の海や山、近くや遠くの観光地に家族で出かけた。暑い日はソフトクリームを買って食べながら歩いたり、珍しいお店をのぞき込んだりと、家族と一緒にあちこち旅行したことを懐かしく思い出す。

生まれ変わったなら、もう一度、同じ家族であちこち旅行したい。

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