はじめに
長崎市南部、長崎半島脊梁部の旧西彼杵郡三和町との境付近に位置し、山頂(589.8m)は長崎市及び長崎半島の最高地点である。東南には連接して小八郎岳(564m)がある。
山頂部は草原となっており、長崎市民の主なハイキング先の一つになっている。山容が急峻で自然林も比較的残っており、山内にはニホンジカが多数生息している。
今回、5月某日、天候曇りのち雨、気温23度前後、風やや強い中で八郎岳に登った。樹木や竹林の伐採が進み、登山道が分かり難くなっていたため、登り始めのところで道に迷ってしまった。すぐに間違いに気づき登山道に戻り無事に登山を終えた。最近、八郎岳で遭難する人もいて、下山後の登山口では警察パトカーが駐留し、遭難注意を促していた。
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登山コース
登山口(11:30)~中間点(12:10)~頂上(12:45)~登山口(13:55)
登山口(11:30)~中間点(12:10)
「八郎岳登山口」は墓地が目印。
この墓地を回り込み進むと、舗装されてはいるが、一列でしか歩けない山道になる。しばらく進むと、まずは竹林の中を縫うように抜けていくコース、と思っていたところ、伐採されて更地になっており、登山道の見分けがつかない。倒木を乗り越えまっすぐに10メートルほど進んだところで、本来の登山道から5~6メートル下を違う方向に進んでいることに気づく。倒木(×印)を乗り越えずに右上(→印)方向に迂回するのが正解、注意してください。
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中間点~頂上
頂上(12:45)
山頂は雲に包まれて見通しゼロ、やや風が強い感じでした。短時間の滞在で下山。
頂上~登山口(13:55)
尾根沿いの道は歩きやすく森林浴で気分が良い。
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下山後の八郎岳
山頂付近を隠していた雲が取れ、八郎岳の全景が見える。
おわりに
下山後、登山口付近で迎えを待っていると、警察官がパトカーでやってきた。昨日遭難した人がいたので、登山者に道迷い注意を促すためしばらく駐留している、とのことでした。
この日の八郎岳付近は雨模様で、実際に下山直後に雨が降り出した。山頂では添付の写真のとおり雲に囲まれ周辺の景色は全く見えなかった。竹林の伐採の他、途中も間伐されており、登山道が分かりにくい場所もあるので道迷いに注意しながら登山を楽しんでください。
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