1958年生まれのシニア男性が55歳の頃を語る~当時の不安とやるべきこと

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はじめに

あなたは「あの頃の自分にアドバイスしたい」と思うことありますか?そして、もし過去に戻って昔の自分に会えたら、進むべき正しい道をアドバイスしたいですか。さて、今回は、1958年生まれのシニア男性が55歳の頃を振り返り、当時の不安とやるべきことについて語ります。

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55歳はどんな時期

定年=60歳という会社が多い中、55歳のあなたは、会社の第一線でバリバリと仕事をしていると思います。日本の会社は未だに年功序列が強いので、定年の5年前でも多くの人は部長や課長と言った肩書で会社の重要な仕事を任されているのではないでしょうか。日々の仕事に精進していると、なかなか老後の自分の姿は思い浮かばないですよね。

実は3年半前に定年退職した私も、55歳のころは仕事人間でした。ところであなたは会社からはまだまだ期待されている、と思っていますか。しかし、実はもう会社はあなたにはさほど期待していません。その証拠にあなたは、会社に新しく入るシステムの研修会や長期を見据えたプロジェクトに呼ばれなくなっているのではないでしょうか。そうです、あなたのサラリーマンとしての寿命は尽きようとしているのです。

自分のこの立ち位置に早く気がついて、退職前から老後のことを考えましょう。つまり、55歳のあなたはそのことを自覚しセカンドライフの準備を始める時期なのです。

不安は将来が見えないこと

55歳のあなたは、これからの人生にどんな不安を感じているのでしょうか。将来の不安は考えたくなくても、気づいた段階で不安な事柄を明確にしておかないと、適切な対策や防止策が打てません。

生まれた年代によって不安の内容は少し違うかもしれませんが、老後の3大不安は、お金・孤独・健康です。一般的にいわれている老後生活の惨めさは、この3大不安が具現化したものです。すなわち、職を失い貧困な生活に陥り(お金)、両親や家族の死・離婚や別居・子供の独立による親離れ(孤独)、加齢による老化現象とともに病気がちで(健康)、惨めな生活に陥っていくというパターンです。
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老後の生活を、豊かで充実した生きがいのあるものにするためには、最低限この「お金・孤独・健康」という3大不安を取り除き、できるだけ早い段階で生涯生活設計を準備し実行することが大切です。

やるべきこと

定年後の人生設計

55歳と言えば、あなたは会社の責任ある地位にいるでしょう。そのため多忙で定年後の人生設計どころではない人も多いでしょう。また、定年になったら、まずはゆっくり充電しながら、その先のことを考えよう、という人もいると思います。しかし、その充電中に「現役時代から、定年後の人生設計をしておくべきだった」と後悔する人が意外と多いのです。特に役職定年や雇用延長が射程に入ってきた世代は絶対に「定年後の人生設計」をやるべきです。

定年後をイメージし支出を見直す

現役時代と、定年後で大きく違ってくるのは収入です。現役のときは、収入が多く、日々の支出を管理しなくても、なんとなくお金が回っていたかもしれません。しかし、定年後の収入は、現役時の収入の半分に減ってしまうことが多くあります。それなのに、お金の使い方が現役のときのままであれば、毎月、貯蓄を取り崩すことになってしまいます。

どんなに貯蓄があったとしても、毎月、取り崩し続けていると、目に見えてお金が減っていき「これからどうなってしまうのか?」という不安に苛まれることになってしまうでしょう。一方、収入に見合ったお金の使い方ができれば、減った収入内でやりくりできます。すなわち老後の貯蓄に手を付けずに過ごすことができれば、その先の将来に対して、大きな不安を感じることはないはずです。定年後の人生に向けて必要なのは、心のゆとりを得るための支出の見直しです。
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老後リスクに備える

定年後、仕事と趣味どちらも充実させ、安心な老後にするためには、老後リスクを想定しておくことが大事です。具体的な老後のリスクというのは、自分自身が病気になること、身内や友人に不幸があったり、病気・介護があったりで悩み事を抱えてしまうことです。

これらのことは、高齢になれば誰にでも起こることです。しかし、ネガティブなことなので、前もって考えたくないと思うかもしれません。ただ、何も想定していなければ、万が一のとき、自分一人で問題を抱え込んでしまい、大きなストレスとなることもあるでしょう。そうならないためにも、55歳になったら、老後リスクを想定しておくことが必要です。

夫婦でライフプランを話し合う

定年後、夫婦で過ごす時間は格段に増えます。そのため、ある程度の距離感を保つことが、お互い満足できる生活をおくるポイントです。55歳の頃に、この先やりたいこと、定年後の過ごし方、お互いのライフスタイルなどについて、夫婦で良く話し合っておくことをおすすめします。

また、子育て時代に建てた住宅のままでは、老後の生活スタイルに合わないケースもみられます。バリアフリー化のほか、夫婦それぞれのプライベートが保たれる間取りへと、リフォームや建て替え、又は住み替えを検討してみてはいかがでしょうか?

「一人で落ち着ける空間」と「コミュニケーションのとれる空間」を用意するなど、お互いが好きなことを楽しめる空間を設けて、いつまでも夫婦仲良く暮らせるようにしましょう!

やってみたいことを極める

例えば旅行が好きなら、ずっと夢見ていた旅行を実現してください。一度には無理でも、毎回違う場所に旅行し、行きたい所に行き尽くすという計画を立てるのも生きがいを見つける方法の一つです。

また、今はコロナで海外旅行に行けなくても、次はどこに行きたいかと考え、海外のいろんな国の情報を集めたり、その国の言葉や文化を学んだりするのも楽しいものです。その準備としてTOEICや英検の勉強を始め、資格取得にチャレンジし語学能力を高めることは自分のスキルアップにもつながります。

まとめ

55歳の頃は会社での自分の立ち位置が分かる時期です。そして今の時代、老後の生活費は年金だけでは足りず、その不足分を補うために65歳、若しくは70歳過ぎまで働く必要があります。そのため、55歳前後のあなたはゆとりある老後生活をおくるために、現役の今の内からやるべきことをやる必要があるのです。今回は、50歳代半ばの人たちが定年後も幸せな生活を送るための参考になればと思い書きました。
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