はじめに
以前は、LINEにメッセージを投稿したのち、「削除」しても一旦投稿したメッセージは相手の画面には残ってしまっていました。しかし、今はLINEがアップデートされ、従来の「削除」機能に加え、「送信取消」機能が付加されています。ただ、削除と取り消しの二つの機能があるため「誤って先に削除を押してしまい、メッセージの送信取消ができなくなった」というトラブルも起きています。
今回は、スマホ端末で誤って削除したメッセージを復元し、改めてメッセージの送信取消をする方法を解説します。
冷蔵庫・冷凍庫
「削除」と「送信取消」の違い
LINEには「削除」と「送信取消」の2種類が用意されています。
削除
相手⇒通常通り表示される
トークの削除を行った場合、自分のLINEアプリからは消えますが、相手のLINEアプリから消すことはできません。自分から見えなくなるだけで、相手からも見えなくなるという効果はないので、相手に誤送信した内容を削除したいという場合には意味がありません。
送信取消
自分と相手のトークルーム上からメッセージが削除される。送信取消の場合は、原則、自分の他、相手のLINEアプリからもメッセージが削除されます。そのため、誤送信した場合にはこちらを利用するのが良いです。
※相手の端末や利用バージョンによっては取り消されない場合もあります。
注意点
メッセージを投稿して24時間経過してしまうと、当該メッセージを取り消しできなくなります。また、取消機能によって、メッセージ自体は消えてしまいますが、送信取消をしたというシステムメッセージがトーク内に残ります。
※相手の端末やLINEのバージョンなどによっては、送信取消ができない場合もあります。
削除したメッセージの送信取消
送信したメッセージを相手が確認できない状態にするためには「送信取消」を行う必要があります。しかし、誤って先に「削除」をタップすると自分のトーク履歴からはメッセージが非表示になりますが、相手のトーク画面には当該メッセージが残ります。
PCやタブレットから送信取り消し
LINEをPC・タブレットにもインストールしている場合、そちらから当該メッセージ送信を取り消すことができます。つまり、スマホ端末でメッセージを削除してしまっても、PCやタブレット端末にはトーク履歴が残っているため、そのまま取り消しができます。
②トークルームを開く
③メッセージを選択し送信取消
他に端末が無い場合
他にログインできる端末が無い場合は、Googleドライブ・iCloud上にバックアップされたデータからトーク履歴を復元する必要があります。トーク履歴が元に戻ったら送信取り消しを行いましょう。
【iOS】からトーク履歴復元
ホーム画面左上の「設定アイコン」をタップ
「トークのバックアップ」をタップ
「今すぐバックアップ」をタップ
※iCloudの設定を行っていない場合は「iCloudに接続されていません」をタップし、設定を完了させます。
【Android】からトーク履歴復元
ホームから「設定アイコン」をタップ
「トーク履歴の復元・バックアップ」をタップ
「Googleアカウント」をタップ
「Googleドライブにバックアップ」をタップ
※Googleアカウントにメールアドレスが表示されずに「未設定」と出ている場合は、Googleアカウントの準備ができていません。タップしてメールアドレスを追加しましょう。
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削除したメッセージの送信取消
複数端末がある場合
②トークルームを開く
③メッセージを選択し送信取り消し
複数端末が無い場合
iCloud/Googleドライブにバックアップしたデータを利用してトーク履歴を復元する。
スマホ以外の端末を持っていない人はクラウド上に保存しておいたバックアップデータから復元する必要があります。しかし、そもそもバックアップを取っていなかった場合は、送信取り消しが難しくなってしまうことから、iCloud・Googleドライブと同期しておくことをお勧めします。
まとめ
今回は、スマホ端末で誤って削除したメッセージを復元し、改めてメッセージの送信取消をする方法を解説しました。「送信取消」機能は、間違って投稿した時には便利な機能です。皆さんの参考になれば幸いです。
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