はじめに
世の中には不思議な光景が数多くありますが、その一つを見かけたときに咄嗟に撮影した写真の中から珍八景ベスト3を紹介します。皆さんの参考になれば幸いです。
⓵国連ビル~金と銀のスチールパン
国連ビルの中に展示されていました。スチールパンは、ドラム缶から作られた 音階のある打楽器です。独特の倍音 の響きを持った音色が特徴、カリブ海最南端の島国トリニダード・トバゴ共和国で発明されました。すり鉢状に成形されたドラム缶の底面に音盤が配置されており、この音盤を先端にゴムを巻いたバチ (マレット)で叩くことにより、音盤及び胴体部を振動させて音が発生します。
⓶キューバ革命広場
革命広場
ハバナのガイドブックなどにも必ず登場する、内務省の壁に描かれたチェ・ゲバラの肖像です。
革命広場の中心には、仏塔のようにも見えるホセ・マルティ記念博物館が建つ。19世紀のキューバ独立戦争の英雄です。
⓷ハバナ旧市街
カリブ海の島国キューバの首都ハバナは、現在人口200万を数える大都市です。そのはじまりは、1519年にスペイン人がこの地に港を開いたことによります。そのため、当初の旧市街をオールド・ハバナと呼んで、それ以外のエリアと区別しています。オールド・ハバナの前には、出入り口は狭く、奥は広い天然の良港の入り江となっているハバナ湾があります。この湾口には、港を守るための4つの要塞が築かれました。旧市街には、17~18世紀のバロック様式や新古典主義、アメリカから伝わったモダニズム・アールデコとさまあまな時代の建築群が立ち並びます。これらの街並みと要塞軍が、1982年に世界遺産に登録されました。
要塞から眺めるハバナ旧市街地です。
ハバナ市郊外にある葉巻たばこ製造所です。製造所内の見学もでき、建物内ではキューバ人女性が葉巻を作る作業に従事していました。彼女らの横を通り過ぎる際に、葉巻の切れ端を観光客に差し出して、外貨や物々交換を求めてくる状況が見られ、庶民の貧しい暮らしが推し量れる感じがしました。
ハバナ港にはカリブ海クルーズの大型客船がやってきます。客船を眺めていると、結婚式を終えたウエディングドレス姿の花嫁がクラシックカーに乗って走り去っていきました。その時に思わず撮影した写真がこれです。
交通量の少ないキューバの高速道路
ハバナからハバデロに向かう高速道路を馬が横切ります。交通量の少ない高速道路ですが、写真のように立派な橋も架けられています。ガイドの話では外国(旧ソ連又はロシア?」)の援助でできた橋と高速道路とのことでした。ハバデロに向かうメキシコ湾岸沿いの海岸線では、石油採掘の採油ポンプ数基が稼働していました。
ビーチは長くきれいな砂浜です。地元の人たちの姿は見られず外国人観光客だけのビーチのようでした。
1961年に閉鎖された在キューバ米国大使館
2015年7月1日にアメリカとキューバは54年ぶりに国交を回復することで正式合意し、7月20日にワシントンの「キューバの利益代表部」とハバナの「アメリカの利益代表部」が大使館に格上げされ、アメリカとキューバ両国は国交を回復しました。上の写真を撮影したのは15年ほど前です。
おまけ~信楽焼たぬき
京都の保津川にかかるつり橋を渡ったところにあるのがトロッコ保津峡駅です。ホームにタヌキの置物が勢ぞろい!
可愛いタヌキのお出向かえとお見送りに思わず頬がゆるみます。このあたりは景色と空気の良いハイキングコースとしても知られています。桜や新緑、紅葉の時期には多くのハイキング客でにぎわいます。
まとめ
コロナ禍で旅行どころか外出も自由にできない日が続いています。しかし、いつかは旅行に出かけることができる日が訪れます。遠くのキューバ迄は行けなくとも、京都の保津川辺りまではすぐにでも行けそうですね。かわいい信楽焼のタヌキを見に行ってください。長く続いた自粛生活から解放され、気分も晴れると思います。皆さんが旅行する際の参考になれば幸いです。
次のランキングに参加しています。クリックしていただければ大変うれしいです。
コメント