はじめに
「ふるさと納税はお得」と聞いて始めたものの、実は損をしていた、
控除されていなかったというケースは少なくありません。
ふるさと納税は制度自体はシンプルですが、税金の仕組みを知らないまま行うと思わぬ落とし穴があります。
今回は、よくある失敗例と注意点を分かりやすく解説します。
失敗例1:控除上限額を超えて寄附してしまった
最も多い失敗がこれです。
* 年収や所得を正確に把握していなかった
* ボーナスや年金収入を考慮していなかった
* 家族構成(配偶者控除など)の変化を見落とした
控除上限額を超えた分は、単なる寄附になってしまいます。
👉 対策
シミュレーションは
「前年の源泉徴収票(または確定申告書)」を見ながら行いましょう。
失敗例2:ワンストップ特例が使えないことを知らなかった
「ワンストップ特例を申請したから安心」
そう思っている人ほど要注意です。
次のケースでは、ワンストップ特例は無効になります。
* 医療費控除で確定申告をした
* 住宅ローン控除(初年度)を申告した
* 個人事業の収入や副収入があった
👉 対策
確定申告をする年は、
必ずふるさと納税も申告に含める必要があります。
失敗例3:申請書の提出期限に間に合わなかった
ワンストップ特例の申請期限は
翌年1月10日必着です。
* 年末年始で郵送が遅れた
* 書類不備で差し戻された
* そもそも送っていなかった
この場合、自動で控除されることはありません。
👉 対策
オンライン申請や、早めの発送が安心です。
失敗例4:寄附先を6自治体以上にしてしまった
ワンストップ特例が使えるのは、
寄附先が5自治体以内の場合のみです。
* 返礼品目当てで複数自治体に寄附
* 年をまたいでカウントを勘違い
👉 対策
6自治体以上になった時点で、
確定申告に切り替えると割り切りましょう。
失敗例5:住民税決定通知書を確認していなかった
控除されているかどうかは、
住民税決定通知書を見ないと分かりません。
* 通知書を見ても項目が分からない
* 確認せずに捨ててしまった
結果、控除漏れに気づかないことも。
👉 対策
「摘要欄」や「税額控除額」を必ず確認しましょう。
失敗例6:年金受給者でも確定申告が必要なケースを見落とした
年金受給者でも、
* 年金収入が一定額を超える
* 他に所得がある
* 医療費控除などを受ける
場合は確定申告が必要です。
👉 対策
「年金だから大丈夫」と思い込まず、
申告が必要か毎年確認しましょう。
失敗例7:名義を間違えて寄附していた
ふるさと納税は、
税金を払っている本人名義でないと控除されません。
* 配偶者名義のクレジットカード
* 家族名義のアカウント
👉 対策
名義(寄附者・控除対象者)が一致しているか要確認です。
失敗例8:返礼品だけで選んで自治体を見ていなかった
制度改正により、
* 返礼品の価値は寄附額の3割以内
* 地場産品に限定
とルールが厳格化されています。
👉 対策
返礼品だけでなく、
寄附の趣旨や自治体の使い道もチェックしましょう。
失敗例9:e-Taxでの入力方法が分からず諦めた
「入力が難しそう」で放置すると、
控除されないまま終わる可能性があります。
👉 対策
e-Taxは実際には
入力欄は1か所だけで済むケースも多いです。
まとめ:ふるさと納税は「やり方次第」で得にも損にもなる
ふるさと納税は、
正しくやれば確実にお得な制度です。
しかし、
* 制度を誤解したまま
* 確認せずに
* 何となく
行うと、簡単に失敗します。
「今年は大丈夫だったか?」
一度、住民税決定通知書を見直してみてください。
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