ミドル・シニアの本音~過ぎゆく時間の中で、あと何度の桜を見られるだろう

シニアライフ

67歳になった今、ふと気がつくと、時間の流れが以前よりもずっと早く感じられるようになった。若い頃は一日が長く、未来はどこまでも続いていくように思えたのに、60歳を過ぎたあたりから、月日がまるで加速しているかのようだ。

日々の暮らしは、静かなものだ。
朝起きて、掃除をし、洗濯をし、台所に立って食事を作る。そして一人で食べる。誰かと会話を交わすわけでもなく、ただ淡々と生活が流れていく。それでも不思議と、そのリズムに慣れてしまった自分がいる。

明日からはまた月曜日。
いつものように仕事が始まる。年金を受け取りながらも、フルタイムで働く日々は決して楽ではないが、社会とのつながりを保つ意味でも、自分にとっては大切な時間だと感じている。

そんな日常の中で、昨日ふとした出来事があった。
ジムの帰り道、車を運転している最中に、ほんの一瞬、頭がふらっとしたのだ。

その日は、さすがに3日連続の筋トレは控え、ウォーキングとスロージョギングを30分だけにして切り上げた。サウナで汗を流し、いつものように帰路についた。その途中での、あの一瞬の違和感。

大事には至らなかったものの、「ああ、無理はできない年齢になったのだな」と、どこかで静かに納得している自分がいた。若い頃のように、少々無茶をしてもどうにかなった身体ではない。これからは、自分の体と相談しながら、丁寧に日々を過ごしていく必要があるのだろう。

季節は、いつの間にか春へと向かっている。
桜のつぼみが膨らみ、もうすぐ花が開く。

この時期になると、決まって同じ思いが胸をよぎる。
「あと何回、桜の開花を見ることができるのだろうか」と。

若い頃には考えもしなかった問いだ。だが今は、その一回一回が、とても大切なものに思える。満開の桜の下で、ただ立ち止まり、空を見上げる――そんな何気ない時間が、かけがえのないものになっている。

時間は確実に過ぎていく。
止めることも、戻すこともできない。

それでも、だからこそ、これからの一日一日を大切にしたいと思う。無理をせず、しかし立ち止まりすぎることもなく、自分なりのペースで歩いていく。

今年の桜も、きっと美しい。
その花を見上げる自分が、穏やかな気持ちでいられるように――そんな春を迎えたいと思う。

次のランキングに参加しています。クリックしていただければ大変うれしいです。
トト日記@定年オヤジのハッピーライフ - にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました