65歳で定年退職後に再就職して2年~良かったこと・悪かったこと・成功のコツ

シニアライフ
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はじめに

65歳で定年退職を迎えると、「もう仕事は終わり」と思う人もいれば、「まだ社会に関わりたい」と考える人もいます。
私は後者でした。
60歳で定年退職して再就職、5年後の65歳で2度目の退職後、更に再就職してから早2年が経ちました。
この2年間で感じた“良かったこと”と“悪かったこと”、そして「シニア再就職を成功させるコツ」をまとめてみました。

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再就職して良かったこと3つ

① 社会とのつながりを保てた

定年後は人との接点が減りがちですが、再就職によって毎日仲間と顔を合わせ、会話が生まれます。
若い世代と話すことで刺激を受け、「まだまだ自分も頑張れる」と前向きな気持ちになります。
社会とのつながりは、心の健康にも大きく影響します。

② 生活リズムが整った

再就職することで「朝起きて仕事に行く」という規則正しい生活が維持できます。
自由な時間が多い定年後は、意外と怠けがち。
仕事を続けることで生活のリズムが整い、健康面でも安定しました。

③ 経済的な安心感が得られた

年金だけでは将来が不安という方も多いでしょう。
私も再就職してからは、生活費に余裕が生まれ、趣味や旅行も楽しめるようになりました。
「自分で稼ぐ」ことで精神的にもゆとりが持てます。

再就職して悪かったこと3つ

① 体力の衰えを実感する

立ち仕事や長時間勤務は思った以上にきつく感じます。
無理をしすぎると体に負担がかかるため、「体調第一」で働き方を調整することが大切です。
私は週1回は完全休養日を作るようにしています。

② 職場の価値観の違いに戸惑う

若い上司やデジタル中心の職場環境に、最初は戸惑いました。
ただ、「時代に合わせて学ぶ姿勢」を持つことで、スムーズに人間関係を築けるようになりました。
年齢ではなく、柔軟さと素直さが信頼につながると感じます。

③ 自由時間が減った

働くことで生活は安定しますが、趣味や家族との時間が少なくなるのも事実です。
働く日数や時間を減らし、無理のない範囲でバランスを取ることが大切です。

シニアに人気の再就職先5選

①シルバー人材センター~地域密着。清掃・公園管理・事務補助など短時間勤務が多い。
②再雇用制度(同じ職場)~これまでの経験を活かせ、環境にも慣れているため安心感がある。
③派遣・契約社員~専門知識や経験を活かせる。週3日勤務など柔軟な働き方が可能。
④介護・福祉分野~シニアの人生経験が重宝される。資格取得支援制度もあり。
⑤警備・管理人・送迎ドライバー~体への負担が少なく、安定した求人が多い人気職種。

再就職を成功させる3つのポイント

① 「収入よりも働きやすさ」を重視

高収入を狙うより、無理のない勤務日数・時間帯を選ぶことが長く続けるコツ。
「週3日」「午前のみ」など、自分の体に合った働き方を優先しましょう。

② 「経験を今に生かす伝え方」をする

面接では「昔はこうだった」よりも「自分の経験が今の職場でどう役立つか」を具体的に話すことが大切。
伝え方ひとつで印象が大きく変わります。

③ 「学ぶ姿勢」を忘れない

新しい仕事では、デジタルツールや若い世代の考え方に触れる機会もあります。
分からないことを素直に尋ねるだけで、信頼を得られます。
“年齢より前向きさ”が評価される時代です。

まとめ

働くことは、生きがいを保つこと.

再就職して2年、感じたのは「働くことが若さを保つ」ということです。
社会とのつながり、収入の安心、そして生きがい。
どれもお金では買えない価値があります。

これから定年を迎える方も、ぜひ自分らしい「第二の働き方」を見つけてください。
焦らず、無理せず、自分のペースで。
65歳からの人生は、まだまだこれからです。

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