今日の言葉~家族のきずなは尊い!藤原てい『流れる星は生きている』に寄せて

写真日記
ひたちなか海浜公園

「生きて、生きて、生きぬいて、子供たちを育てなければならない。」

これは、藤原ていの著作『流れる星は生きている』に綴られた一節です。
満州からの引き揚げという過酷な運命に直面しながら、藤原ていさんはたった一人で幼い三人の子どもたちを連れて日本へ帰ろうとしました。
飢えと寒さ、病と死がすぐそばにある中で、彼女を支えたのは、ただ一つ、「家族を守る」という揺るぎない決意でした。

現代を生きる私たちは、日々の忙しさに追われ、ともすれば家族との時間をないがしろにしてしまいがちです。
しかし、藤原ていさんのこの言葉に触れると、どれほど家族という存在が、私たちにとってかけがえのないものであるかを改めて思い知らされます。

命が脅かされる極限の状況下でなお、「この子たちを生かさねば」と歯を食いしばり歩み続けた彼女の姿は、家族の絆がどれほど強く、人間に生きる力を与えるのかを教えてくれます。

今、私たちができること。
それは、日常の中で、言葉にして伝えることではないでしょうか。

「ありがとう」
「大好きだよ」
「大丈夫、一緒にいるから」

小さな言葉かもしれません。
でも、それらは確かに、家族という小さな宇宙を温め、強くする力を持っています。

『流れる星は生きている』を読むと、命を懸けて守った「家族」というものの重みを感じずにはいられません。
そして、何気ない今日が、どれほど尊いものかに、そっと気づかされます。

生きるということは、愛する人たちと共に、未来へと歩むこと。
今日もまた、小さな「ありがとう」を胸に刻んで、家族と共に歩いていきたいですね。

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