老後生活~人は誰しも若いころを懐かしがり憧れる!現実を踏まえ一歩前に進もう

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はじめに

「昔は楽しかったー。昔に戻りたい。」と思うことってありますよね。今の生活に何らかの問題がある、或いは問題はないけれどつまらないなどの理由で、昔に戻りたいと思う人は少なくありません。しかし、実際に、過去には戻れないからこそ、楽しく充実した毎日を過ごしていた昔=若いころが輝かしく感じるものです。今回は、昔に戻りたい人の気持ちを考察します。

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昔に戻りたい人の気持ち

①辛い現実を受け入れられない

年齢を重ねてくると会社での仕事やプライベートで様々な経験を重ねます。ひどく傷つくことや、悔しい思いをすることもあるでしょう。人は辛く苦しいことに遭遇すると、その現実を受け入れられずに「もう嫌だ」「逃げたい」という気持ちが生まれます。そして、毎日が楽しく充実していた昔に戻りたいと考えるのです。

②社会に不満を持っている

社会は、非常に早いペースでいろんなことが変わっていきます。昔と比べ、流行している物やシステムが変化しているだけでなく、人の考え方や価値観も著しく異なる部分が多いものです。「昔は人が優しかったのに」「こんな事件は昔なら起きなかった」など、つい昔と比べて現代のマイナスな部分にばかり注目してしまうのは、自分の中に社会への不満があるからと言えるでしょう。

③昔の自分を羨ましく思う

若いころに何かに没頭したり、大きな成果を上げたりした経験がある人ほど、昔に固執する傾向が強いようです。努力して難関大学に合格したり、会社で大きな仕事をやり遂げたりしたなど、輝かしい過去を持っていると、つい「あの時の自分はすごかったな」などと思い出にふけりがちになります。そして今の自分が不甲斐ないという気持ちが生じて、昔に戻りたいと感じるのです。

④後悔しやり直したいと思う

若いころに、後悔してもしきれないような経験をした場合は、昔に戻りたいという気持ちが強くなります。「あの頃は良かった」ではなく、「もう一度やり直したい」という気持ちが働いているのです。若いころに戻り人生をやり直せば、今の自分の状況が少しはましになったのではないかという考えが、昔に戻りたいという願望につながっていると言えるでしょう。

 

⑤体力が落ちていることの気付き

年齢を重ねてくると、体力的な衰えを感じる機会が少しずつ増えてきます。朝すっきりと起きられなかったり、ちょっとした作業ですぐ肩や腰が痛くなったりするなど、若いころには感じなかった老化を経験するようになります。昔は多少深酒や夜更かしをしても平気だったのが、今は無理をすると体調が悪くなるといった身体の変化を感じると、体力があることを大切に思う気持ちが働き、元気だった昔に戻りたいと考える機会が増えると言えるでしょう。

昔に戻りたいと思うとき

昔に戻りやり直したい、勉強や恋愛をもう一度新鮮な気持ちで経験したい、年を重ねるとそんなことを一度は思うものです。ただ、そんな思いに至る瞬間やきっかけは、人それぞれ異なります。昔に戻りたいと思うとき5つを紹介します。

紅葉

① 古いアルバムを見ていた時

幼い頃の家族写真や卒業アルバム、学生時代の写真など、昔撮った写真を観ると一瞬で当時の自分に戻ることがあります。「ここにはよく遊びに行ったな~」「皆でこういう遊びをしていたな~」などと、その当時の風景が目に浮かび、昔の自分に戻ったような感覚になり、この頃に戻りたいと考えるのです。古いアルバムの写真を見て自身の成長の跡をたどっていくことで、特に充実していた時期に戻りたくなるのは自然な感情と言えるでしょう。

② 健康を損ねた時

年齢を重ねると、少し無理をするとなかなか体調が戻りませんし、中には深刻な病気を患う人もいます。どんなに若いつもりでいても、だんだんと身体的に衰えてくる状況を認めざるを得ません。「昔は深夜まで飲んでも、また寝不足でも大丈夫だったのに」などと、元気だった頃の自分に戻りたいと感じるのです。

③思い出の場所に行った時

母校やよく通った店、友人などと過ごした公園など、誰にでも思い出の場所というのがあります。ドライブのついでや、かつての友人と再会した際に「行ってみよう」と盛り上がった場合に、こうした思い出の場所に行ったという人は少なくありません。当時と同じ場所に立つことで、当時の友人との会話や仕草が鮮明に思い出されるもの。「あの頃は純粋で楽しかった」という懐かしさから、その当時に戻りたい気持ちが高まると言えます。

④仕事などで大きな失敗をした時

人生には、いいこともあれば悪いこともあります。頭では分かっていても、仕事で大きな失敗をしたり、大好きな人に振られたりして激しく落ち込んでいる最中だと、つい弱気になって「昔に戻って全てやり直したい」という気持ちになりやすいものです。こういう時は将来を考える余裕がなく、苦しい現状から楽しく充実した毎日を過ごしていた過去に逃げたいと考えているのです。

⑤昔の友人に再会した時

とても仲の良い友人がいて、毎日楽しい日々を過ごした経験があると、そういった日々が懐かしく感じるものです。信頼の厚い付き合いは、損得勘定のない純粋な気持ちで人と接していた若いころだからこそ得られた、宝物のような経験と言えます。そんな経験を共にした昔の友人と会う機会があると、一気に若いころの自分に戻って、大きな変化のない現状とつい比較して懐かしい思いにかられるのです。
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対処法

過ぎてしまった過去が美しく素晴らしいものに感じる経験は、誰しも一度は味わったことがあるはずです。ただ、過去には戻れませんから、現在、そして将来をどう生きるかを考える方が有益と言えます。それでは昔に戻りたいと思った時の対処法5つを紹介します。

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①思う存分過去の思い出に浸る

昔に戻りたいと思ったら、なかなかその思いから抜け出せないこともあります。学生時代の思い出がまぶしく感じられて、つい感傷的になってしまうのは自然なことです。それならいっそ、どっぷりと思い出に浸ってみるのもいいでしょう。子供の頃から学校を卒業し、会社に就職して自分が生きてきた過去の軌跡をたどることで、自らの成長を感じることができれば、「よし、頑張ろう!」と現実的になれるかもしれません。

②「過去は変えられない」ことに気づく

意識が過去に向きやすい状態だと、「あの時こうしていれば」「あの人の言うことを聞いていたら」など、心に引っかかっていることをやり直したいと考えがちです。しかし、いくら後悔したとしても過去は既に過ぎたこと、変えられないことなのです。変えられない過去の事を後悔しようとせず、今この時から自分が変わっていく意識を持つこと大切です。

③過去の経験を活かせないか考える

社会経験を重ねると、失敗したことだけでなく成功したことや学んだこともあるはずです。「自分は大した取り柄がないから昔に戻ってやり直したい」と考えているなら、過去にやってきたことを思い出してみましょう。大小様々な経験が糧となって、今の自分を築いているのは確かなことです。前向きに過去を見れば、現在に活かせそうな経験が見つかるかもしれません。

④家族や友人に話しスッキリさせる

現在の生活は変化がなく、過去と比べると楽しくないと感じる場合はあります。つい昔の楽しかった頃を思い出して、もう一度その頃に戻れたらいいのにと思ってしまうのです。
こうした感情は一人でいるほど強くなってしまいますから、周囲の信頼できる人に話を聞いてもらうのも一つの方法です。家族や友人に話しているうちに、過去は過去だと割り切れて気持ちがスッキリするかもしれません。

⑤明るい将来をイメージする

昔に戻りたいと考えている時は、現状に対する不満がたまっているものです。周囲ばかり楽しくしているように見えて、劣等感が強くなったりします。そんな時は、「自分にもこんな長所がある」「こういう経験をしてきた」と自己評価を高めて、自分にできることを考えてみましょう。そして少しずつでも前向きな自分をイメージすれば過去への執着が消えていくかもしれません。

まとめ

多くの人は、仕事での失敗や失恋など、何らかのきっかけで「楽しく毎日が充実していた昔=若いころに戻りたい」と考えるものです。しかし、たとえ楽しく輝かしい過去だったとしても、過ぎた時間は2度と戻らないと認識することが必要です。辛い経験を糧にして現在と将来を充実した日々にするため、過去は忘れ将来に向かって前向きに生きていくことが最も大事であると思います。本記事が多くの人の生き方の参考になれば幸いです。
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