名言・スピーチ~アレクサンダー大王の伝説!ゴルディオスの結び目の逸話

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はじめに

仕事やプライベートなど人と関わりながら毎日を過ごす中で、何を大切にするか、どこにお金をかけるかといった「価値観」の違いにぶつかることはよくありますね。今回は、職場で価値観が違う人とうまく付き合うにはどうすべきかについて、ゴルディオスの結び目の逸話を例に挙げてお話しします。

職場

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ゴルディオスの結び目

アレクサンドロス大王の有名な伝説に、「ゴルディオスの結び目」の話があります。東方遠征に出発したアレクサンドロスが、小アジアのゴルディウム(現在のアンカラの近く)に入城した時のことです。もともと古代王国の首都であったこの古都には、ある言い伝えが残されていました。神殿に祭られた戦車の車輪に複雑な結び目の縄が結わえられており、これを解いた者はアジアの支配者になるというものです。町を建設した王の名前をとって「ゴルディオスの結び目」と呼ばれ、これまで何人も挑戦したけれども、誰一人として解くことができなかった。ところがアレクサンドロスは、この結び目に近寄るや、剣で一刀両断に断ち切ってしまった。このとき大王は「運命とは、伝説によってもたらされるものではなく、自らの剣によって切り拓くものである」と語ったといいます。私には伝説の力など必要としない、自らの剣によって運命を切り開くのだ、と。ご存じのとおり、その後の彼は中東から西アジアの全域までも支配する大王となりました。
一般に「ゴルディオスの結び目」として知られる、有名な逸話です。
この伝説は欧米世界ではかなりポピュラーなようで、英語の辞書を引くと「Gordian knot」は難題の意味で載っていますし、「cut the Gordian knot」は難題を非常手段で解決するという意味の成句にもなっています。

まとめ

私たちは多くの人と関わりながら生きていく中で、価値観の違いを感じる場面は少なくありません。職場においても「価値観」が違う人がいると、なんとなく仕事がやりにくいと感じることがあるかもしれません。しかし、人が集まって仕事をする時というのは、何か「目的」があるはずです。どんなに価値観が違っていたとしても、仕事においては根本に共通の「目的」があることを忘れないようにしてください。さあ、今日も一日、アレクサンドロス大王になったつもりで頑張りましょう。
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