国内旅行~JR九州管内の駅前に建つSNS映えするモニュメント3つを紹介

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はじめに

JR九州管内の駅前などには様々なモニュメントが設置されています。今回、これまで訪れた九州内の駅前やホームに設置されたSNS映えするモニュメント3つを紹介します。
カメラ

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河童(カッパ)

河童

設置場所

https://goo.gl/maps/6w8ynaPV2ggLAfV67
JR田主丸駅ホーム、田主丸駅(たぬしまるえき)は、福岡県久留米市田主丸町田主丸にある、九州旅客鉄道(JR九州)久大本線の駅です。一方で、田主丸駅は、実に愛らしいカッパのデザインの駅舎で知られています。駅舎をよく見てみると、カッパの顔の左横には、水掻きのついた右手らしき建物のパーツも見えます。田主丸では、カッパは妖怪でなく、水の神様とされています。町内には「屁こぎ河童」、「宇宙河童」、「鉄河童」など様々なカッパの石像や石碑が24もあると言われています。

設置理由

なぜ河童なのかというと、福岡県久留米市にある田主丸(たぬしまる)の地域には、古くから伝わるカッパ伝説があります。安土桃山から江戸前期に活躍した加藤清正は、熊本城を築いた戦国大名です。そんな清正に仕える美しい小姓に、カッパの総大将が恋をしました。そしてその小姓の尻子玉を抜いて腑抜けにしてしまったんですね。怒り狂った清正にカッパの一族は追放されました。久留米を経て、巨瀬川があって人情豊かな田主丸にやってきたというのがカッパ伝説と言われています。

バンザイおじさん

バンザイ

バンザイおじさん

設置場所

別府駅(べっぷえき)前、別府駅は、大分県別府市駅前町にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅です。別府駅前のロータリーに、両手を高くあげた奇抜なポーズの銅像が建っています。これは、バスガイドや温泉マークの考案などで別府を一躍有名にした、「別府観光の父」と言われている油屋熊八(あぶらや くまはち)さんの銅像です。

設置理由

油屋熊八は、地元の観光の発展に貢献した方とのことですが、変わったポーズをとっていることから、真似をして記念撮影をしている方が絶えません。足元に手湯があり、寒いときには少しほっこりします。

像は、2007年11月1日、大分みらい信用金庫(本社・別府市)の依頼で、彫刻家・辻畑隆子さんによって別府駅前に建てられました。マント姿で両手を挙げる油屋熊八像は、天国から舞い降りた熊八が、まさに着地するところを表しているそうです。

像の台座には、熊八の業績が記されています。『ピカピカ』とは熊八自身が自分の禿げ頭をさして子供向けに言った言葉で、熊八のサービス精神をよく表したエピソードです。像には、別府地獄めぐりの鬼の子供がくっ付いています。

別府観光の父、油屋熊八(あぶらや くまはち)

1863年(文久3年)に、伊予国(愛媛県宇和島)の裕福な米問屋に生まれ、15歳から商売を始めて、27歳で宇和島町議に当選、30歳で大阪の米相場で富を築いましたが、日清戦争後失敗し全財産を失います。

その後、臭くて暑い船底に乗りアメリカへ。3年間をかけてカナダからメキシコまでを旅し、38歳のとき帰国。アメリカでキリスト教の洗礼を受けています。46歳のころ、別府温泉へ移り住み、ホテルを経営し始めました。

熊八は、大型バス4台を購入し、別府観光の目玉として地獄めぐり遊覧バスの運行を始めました。あわせて熊八のアイディアで、この遊覧バスに‘少女車掌’を乗せたことが当時爆発的な人気を博しました。今では当たり前に見られる観光地のサービスを、もてなしの精神で始めたのが熊八でした。
温泉マークを別府のシンボルとして活用し、全国に流布したのも熊八でした。駅前に立つ油屋熊八像のマントには、しっかりと温泉マークが彫り込まれています。

ウソップ

ウソップ

ウソップ

設置場所

阿蘇駅(あそえき)前、阿蘇駅は、熊本県阿蘇市黒川にある、九州旅客鉄道(JR九州)豊肥本線の駅です。阿蘇市の中心に位置する駅で、ななつ星 in 九州や特急列車を含め全列車が停車します。

設置理由

熊本県と熊本県出身の漫画家・尾田栄一郎さんが描く人気漫画『ONE PIECE』とが連携した熊本復興プロジェクト〈麦わらの一味「ヒノ国」復興編〉の一環として、2019年12月8日(日)、阿蘇駅前ロータリーにウソップ像が設置されました。
旅行バッグ

まとめ

JR九州管内の駅付近には、他にも様々なモニュメントが設置されています。コロナ後の観光旅行の際の参考にしていただければ幸いです。
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