スピーチ・名言・座右の銘~松坂大輔投手「目標がその日その日を支配する」

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目標がその日その日を支配する

「目標がその日その日を支配する。」これは今年引退した松坂大輔投手が高校2年生の夏の県予選決勝で負けたとき、当時の渡辺監督が松坂投手に伝えた言葉です。そして、この言葉は、大正時代の大分出身の社会教育家、後藤静香氏(1884-1971)の「第一歩」という詩の一節です。

第一歩

十里の旅の第一歩
百里の旅の第一歩
同じ一歩でも覚悟がちがう
三笠山に登る第一歩
富士山に登る第一歩
同じ一歩でも覚悟がちがう
どこまで行くつもりか
どこまで登るつもりか
目標がその日その日を支配する。

十里の道も一歩から、百里の道も一歩から。どこまで行くのか、同じ1日、同じ一歩でも覚悟が違う。長距離走に例えると、同じ一歩でも走る距離が違うと覚悟(取組み方)が違ってくることを言っています。
つまり、フルマラソンを走るのと、5キロを走るのでは、事前のトレーニング、靴やウエアなどの準備、スタートラインでの心構えなどまったく違うはずです。
同じ1つのことを行うにも、その覚悟や取組み方がまったく違うということです。

マラソン

この言葉を大切にした松坂投手は、高校生のとき、それまでの「甲子園出場」という目標を「甲子園で優勝」に変えました。
そして、それまでの練習量・質・取組み方の甘さに気づき、それ以降の練習量・質・取り組み方を充実させていったのです。
その結果、高校3年生のときの「甲子園での春夏連続優勝」につながったといいます。御承知の通り、その後の松坂投手は、西武ライオンズのエースとして活躍、メジャーリーグのレッドソックスでも大活躍しました。松坂投手がこの言葉を胸に、日々苦しい練習に励んだ結果、素晴らしい成績を残したことを考えると、やはり言葉の力はすごいですね。

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1日は誰にとっても24時間

一人の人に与えられた1日の時間は誰にとっても24時間であり平等です。その限られた時間で刻める一歩には大差はありません。しかし、一歩を全力で刻んだ人と中途半端に刻んだ人では、1日だけでは2人の差は僅かですが、年月が経つにつれその差は大きくなっていくでしょう。
スピーチ 本

まとめ

どんなに才能のある人であっても1日に刻める一歩には限界があります。従って、目標達成のためには、今日一日を一所懸命に努力し、一歩一歩を全力で力強く刻み続けることが大切といえるでしょう。
皆さんも1年後、5年後、10年後の目標を掲げ、今日一日を全力の一歩で刻み、後悔しない、納得できる人生を送ってください。
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