はじめに
今回、長崎県東彼杵郡川棚町と佐賀県嬉野市の県境に位置する虚空蔵山(こくぞうさん)に登ってきました。虚空蔵山は標高608.5mで、山頂は川棚町に属します。九州百名山の一つです。山頂部は浸食が進んでおり、川棚町側からはマッターホルン峰に似た山容が望めます。山頂には一等三角点が設置されており、また、山名の由来となった虚空蔵菩薩が祭られています。
登山口
登山口は主だったところで長崎県側の岩屋登山口と木場登山口、そして佐賀県嬉野の長野登山口があります。今回は岩屋登山口から登りました。
トイレ
汲み取り式のトイレが設置されています。和式便器ですが、トイレットペーパーも備えてあり、きれいに清掃されていました。
登山コース
登山開始(12:50)→林道(12:57)→約210段の階段(13:13)→山頂(13:32)→下山開始(13:50)→登山終了(14:15)
登山開始(12:50)
林道
登山口から10分弱歩くと未舗装の林道に出ます。
林道沿いに数分歩き、山頂への標識を更に登ります。
岩の道が続きます。
山頂への分岐点です。
緩やかな道を少し歩くと、突然、下の写真のような急傾斜の階段が続きます。113段の木組みの階段に続き、50段+50段の石段などを合わせて、計210段ほどの階段が続きます。
山頂が近づいてきました。
細いロープが垂れ下がっていますが、切れるとケガするので回り道をします。
山頂までもう一息です。急傾斜の石段を鎖を辿りながら登っていきます。
山頂の祠が見えます。あと僅か。
山頂(13:32着、13:50発)
登山終了(14:15)
登山口に戻ってきました。登山者の為の木の杖も準備されています。トイレも掃除され、飲めませんが冷たい山水も常に流れています。夏場の登山は過酷ですので、登山口の冷たい山水で一息付けます。
まとめ
今回は熱中症対策で、短時間で上り下りできる岩屋登山口と山頂往復のルートを選択しました。その他にも木場登山口や長野登山口などがあります。どのルートから登っても30~60分ほどで山頂に立て、単純標高差も320m程しかないためかなりお手軽なので、あまり時間がない時や軽く歩きたい時なんかにはもってこいの山です。なお、冒険コースとファミリーコースがあるのは木場登山口と長野登山口の2つです。ただ、木場登山口は、長野登山口からより時間が短くて済むので木場登山口を選ぶ人が多いようです。
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